2019年11月30日放送の世界一受けたい授業では「名医が教える日本人向けアルツハイマー病
改善予防法」を紹介していました。
教えてくれたのは、アメリカで初期のアルツハイマー病9割を改善したすごい医師、
カリフォルニア大学名誉教授デール・ブレデセン先生です。
今回は2回目の授業になります。
脳トレ逆読みウォーキングのやり方
脳トレ逆読みウォーキングとはウォーキングに脳トレをプラスした運動で
その名の通り、ウォーキングをしながら言った言葉を逆から言います。
例えば、「脳トレ」と言われたら「れとうの」と歩きながら言うのです。
脳トレ逆読みウォーキングを教えてくれたのは、カリフォルニア大学名誉教授
デール・ブレデセン先生です。
アルツハイマー病とは炎症などの脳ダメージによってアミロイドベータという
ゴミが蓄積し発症すると言われています。
このアミロイドベータという物質が健全な神経細胞を破壊し、脳が萎縮し働きを
低下させるのだそうです。
アミロイドベータの発生を抑える生活習慣の改善で回復するそうなのです。
前回の授業では、初期のアルツハイマー病を改善する治療法は薬で治すのではなく
生活習慣を改善することで脳へダメージを軽減させるという話でした。
具体的には
1,夕食から朝食の間を12時間あける
2,ウォーキングなど1日の有酸素運動と軽めの筋トレ
3,1日の睡眠は7~8時間
ということを教えて頂きました。
9つの軸となる治療法
デール・ブレデセン先生の治療法は9つの軸から成り立っています。
1,夜~朝は12時間絶食 6,歯の治療
2,毎日有酸素運動と筋トレ 7,なるべく自然の食品を摂取
3,7~8時間の睡眠 8、腸内環境を整える
4,ストレスを最小限に抑える 9,天然系の製品を使う
5,脳トレーニングを行う
脳トレ逆読みウォーキングは「毎日の有酸素運動」と「脳トレーニング」を
一度に実践しているということになりますね。
~生活編~
その1 7~8時間の睡眠は無理でも、起床時間を一定に保つだけでも
脳と体の生活リズムを調えることができます
その2 起床後はすぐにカーテンを開け日にあたることで体にビタミンDが作られ、
ビタミンDはアルツハイマー予防になります。(3分以上)
その3,緑茶でうがいをすると緑茶のカテキンがアルツハイマー病の原因となる
アミロイドベータの予防をしてくれます。また睡眠中に増えた口の中の細菌を出し、
脳への侵入を減らすことができます。
その4,必ず日記を書くことで脳の記憶する部分を活性化することができます。
その5,歯磨きを両手で行うと片手よりも広範囲に脳を刺激することができます。
~食事編~
その1,日本食のみそ、しょうゆ、納豆など 発酵食品で腸内環境を整えると、
栄養の吸収率をたかめ脳に栄養を行きやすくなります。
その2,イワシ、サバなどの青魚に多く含まれるDHAは脳の神経細胞を活性化させ
記憶力や注意力の低下を防ぎます。 週に2回は魚を食べましょう。
その3,ナッツや豆類は血糖値があがりづらく記憶録アップにつながる成分が含まれて
います。枝豆もオススメです。
その4,酒は脳に良くないですが、飲むのであれば赤ワインがオススメです。
赤ワインには脳の認知機能を高めてくれるポリフェノールが多く含まれています。
その5,オススメの野菜は、大根、葉物野菜、さつまいもでとくにさつまいもは
腸内環境を整える食物繊維が豊富、脳に必要なブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンB1が
豊富で血糖値の上がり方も緩やかです。
まとめ
生活習慣の改善で日本人でもデール先生の治療法によって回復した方も多くいます。
現在日本では約120人が治療をしていますが、その9割近くが改善傾向にあるとういう報告を
受けているそうです。
友近さんとクリームシチューの有田さんが脳トレ逆読みウォーキングに挑戦しましたが、
友近さんはなかなか逆読みが出てこず苦戦していましたよ。
簡単なトレーニングなので、将来的に家族に迷惑をかけないよう今のうちからやってみようと
思います。
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