最近はカロリーを減らすよりも糖質制限をするダイエットが主流ですね。
なので、ごはんやパン、麺類を敬遠さる人が増え、お寿司屋さんでもご飯の量が少ないものや
コンビニでも低糖質のパンなどを売っています。
ところが最近の研究で極端な糖質制限は大きなリスクがあり、死亡率が上昇するという驚きの
事実がわかってきたんです。
2019年11月20日放送のあさイチの特集「美と健康「糖質」新常識スペシャル」では糖質を
摂りながらできる「もずく酢ファースト」というダイエット法を紹介していました。
もすく酢ファースト&きな粉おからヨーグルトダイエットのやり方
やりかたは毎回食の一番最初に「もずく酢」を食べ、その次にきな粉おからヨーグルトを食べると
いうもの。
【食事の食べる順番】
1,食物繊維の多い物(もずく酢)
2,きな粉おからヨーグルト
3,おかず
4,糖質(ごはん)は最後
POINT 食事の途中で一度箸を置いて早食いの防止をする
この方法を教えてくれたのは桃田ぶーこさんです。
自らのダイエット体験段をブログで紹介しています。
「こうすれば痩せる」という今まで自分が思っていたダイエットとは全く違い、
一生痩せた身体を維持するために一生続けていくにはゆるくやらないと続かないと
考え編み出した、食事を改善したダイエット法なのだそうです。
なので、スイーツも我慢せずに食べているそうですが、スイーツにも独自の
食べ方を紹介していました。
【スイーツの食べ方】
スイーツの太らない食べ方は、袋からそのまま食べずに包丁で切って皿に盛って
お茶を用意して姿勢を正して食べるそうです。
もすく酢ファースト&きな粉おからヨーグルトダイエットの効果と理由?
もずく酢は食物繊維が豊富なもずくと血糖値の上昇が緩やかになる酢が入っているので
肥満防止にはとても効果的なのです。
さらにきなこおからヨーグルトもきなことおからの食物繊維、おからには満腹感を満たす効果も
あり、ヨーグルトは腸内環境を整えます。
早食いをするとまだ満腹になっていないのに満腹中枢を刺激するため、すぐにお腹が減って
しまいますが、一旦箸を置くことによりそれを防止することができるのです。
血糖値の上昇が急激だとなぜ太りやすくなるのかということについては、慶應義塾大学
医学部教授の伊藤裕先生が教えて下さいましたが、血糖値が一気に上昇するとインスリンが
過剰に分泌され肥満や糖尿病の原因になるそうなのです。
なので、糖質の吸収を緩やかにすることで肥満防止につながるのだそうです。
もすく酢ファースト&きな粉おからヨーグルトダイエットを実践した結果
桃田ぶーこさんは糖質を摂りながら食事を改善することで、なんと85.3㎏あった体重を
58.3㎏まで落とすことに成功しました。
注意すべき糖質とは?
伊藤先生がおっしゃるには糖質でもいろいろな種類があり、その中で一番危険なのは
清涼飲料水やノンオイルドレッシング、甘いヨーグルト、焼き肉のたれなどに含まれる
「果糖ブドウ液糖」で、人工的に作られた糖で吸収がとても早いのだそうです。
そして、甘みが強いことが一番の問題で、甘い物を過剰に摂取してしまうと脳の中で
ドーパミンが分泌され糖質依存になってしまうことがあるそうです。
糖質依存について教えて下さったのは、精神科・心療内科医の渡邊真也先生です。
糖質依存チェック
□ 甘い物だけで即時を済ませることが週2回以上ある
□甘い物を食べることでストレスを解放している
□おなかは空いていないのに何かしら食べたくなる
□ついつい甘い物を買いすぎてしまう
□食べ始めたお菓子が止らなくなってしまうことがしばしばある
2個以上で、糖質依存予備軍
3個以上で、糖質依存の可能性あり
まとめ
桃田ぶーこさんは糖質と上手に向き合いながら健康的にダイエットに成功しました。
彼女は「糖質は悪者ではないし、大事なもの。健康に害がないくらいに食べてうまく
付き合っていきたい」とおっしゃっていました。
糖質は決して必要ない物ではなく、体調維持や精神状態を安定するために
必要なものであることがわかりました。
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