毎月、生理前になるとイライラしたり、生理が始まると腹痛や量の多さに悩まされて
いる方は多いと思います。その都度痛み止めを飲んだり、痛みが酷いときは
仕事を休まざるを得ない方もいるでしょう。
ところが最近は生理の悩みを一気に解決してしまう「新常識」があるそうなんです。
生理の新常識とは?
NHK「あさイチ」で特集されていたのですが、ゲストコメンテーターはモデルで
タレントのSHELLYさん、坂下千里子さん。
さすがにSHELLYさんは、医療先進国アメリカハーフということで知識が豊富です!
今日の新常識はもちろん自らすでに実践済みとのこと。
気になる生理の新常識ですが、私も「えっ?こんなに生理が楽になるの??」と
本当に驚かされました。
例えば、生理の出血を月1回ではなく、年3~4回にする、生理を全く無くす方法など
目からウロコの新常識でした。
具体的にどのような方法なのでしょうか?
生理の新常識 腹痛・イライラ・量が多い 解決する方法とは?
低用量ピル
ピルというものは避妊、もしくは生理日をずらずことが主な目的だと思われて
いました。
ところが、最近ではそれだけでなく生理がラクになると言われているんですね。
2008年には保険適用されました。
ピルにもいくつか種類があり、ニキビや肌荒れに効果があるものや、PMS(月経前症候群)
に効果を発揮するものなどがあります。また病気の治療の効果も判明したのです。
それでも自然に逆らっているようで心配になりますよね。
街の人からいくつか質問あったので紹介します。
答えて頂いたのは産婦人科医 深沢瞳子医師。
Q ピルを飲むと太る?
A 太りません。
Q 子供が欲しいと思ったときにピルを飲み続けていたことで子供ができにくくなる?
A ピルの服用をやめれば早くて1ヶ月、遅くても3ヶ月で排卵は戻ってくるので大丈夫。
Q 血栓症になりやすい?
A リスクが上がるのは事実ですが、1万人に対して3~9人という非常に低い確率です。
これまでのピルに対する思い込みが少しずつ減ってきたような気がしますね。
でもデメリットが無いわけではありません。
【低用量ピルのメリット】
・生理が楽になる
・ニキビ・肌荒れが改善される
・PMS(生理前症候群)が緩和される
【低用量ピルのデメリット】
・お金がかかる 1000~2500円/月
・飲み始めに吐き気や不正出血がみられる(3ヶ月はガマン)
・血栓病のリスクが上がる
IUS(子宮内黄体ホルモン放出システム)
メディアによく登場される日本の女性産婦人科医・性科学者の宋美玄医師がオススメするのは
子宮内に装着するIUSという器具です。
生理の量が多く、痛みがある人にとても効果的なんだそうです。
IUSも保険適用されています。
1年経つと2割の人が全く生理がなくなるそうですが、生理がなくても健康上はまったく
問題がないそうです。
ただし、費用が1万円ほどかかりますが1回検診をうければ5年間装着したままでよく、
性交渉にも全く影響がないそうです。
宋医師は2人目の妊活後装着し、その後は全く生理が無いそうです。
月経カップ
膣内に装着することで1滴も出血が体外に出ないので、ナプキンで蒸れたりかゆみで
悩んでいる人にオススメです。
目安としては6~8時間で、朝仕事に行く前に装着すれば帰ってくるまでそのままでOKです。
取り出して洗浄すれば何度でも使用でき、サイズも多数揃っていて通販で購入が可能です。
災害時などにもとても重宝しそうですね。
生理の新常識 進歩した理由・まとめ
これまで生理は生理現象なので仕方がないと思っていましたが、むしろ女性医師たちは
生理があることで子宮内膜症の症状が進んでしまったり、むしろ生理自体がデメリットと
考えられているようです。
生理の量が多い人、PMSがつらい人、腹痛が強い人、症状は人それぞれなので
自分に合った新常識を取り入れるとより楽しく毎日が。過ごせそうです。
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