暑い夏の時期よりも夏の疲れで抵抗力が低下している9月が1年で一番食中毒が

多いそうです。

食中毒にならないように普段気をつけていることと言えば、食材を洗うことや

食材を切るまな板をまめに洗うというくらいなのですが・・。

実は私たちが知らないうちに食中毒のリスクが上がってしまうリスクがあるようです。

2019年9月15日放送の「健康カプセル!元気の時間」では食中毒のリスクや予防法について

紹介されていました。

教えて下さるのは、東京顕微鏡院、食と環境の科学センター、獣医学博士の伊藤武先生と

慶應義塾大学、保健管理センター教授、医学博士の森正明先生です。

鶏肉などに多いカンピロバクター菌の予防法

鶏肉などに付着している食中毒菌で6月、9月に発生する食中毒でとくに多いのは

カンピロバクター菌です。

よく肉を切ったまな板を使うときは、しっかり洗ってから使うと言うことはよく

知られていることだと思いますが、それだけでは不十分なのだそうです。

まな板を洗った時に、鶏肉を触った手も洗剤を触っているので大丈夫だと思っても

実はまだ手にカンピロバクター菌が残っているのです。

例えば、鶏の唐揚げとサラダを作ったとすると、鶏肉に付いているカンピロバクター菌は

熱で死滅したとしても、菌が残っている手でサラダを作ってしまうと食中毒に

なってしまいます。

なので、しっかり予防するにはまな板を洗った後、石鹸でしっかり手を洗うことがとても

大切なのだそうです。

穀物・豆類に多いセレウス菌の予防法

ある主婦が前日に親子丼を作りリビングに9時間以上放置して、次の日にニオイも確認し、

しっかりレンジで加熱したにも関わらず、ひどい食中毒の症状に苦しんだという

体験談がありました。

食中毒の原因は親子丼の卵でもなく、鶏肉でもなくごはんでに増殖したセレウス菌で、

穀物や豆類に多い菌なのだそうです。

セレウス菌は熱によって死滅するのですが、芽胞(最近の種)が残ってしまうそうです。

その芽胞がごはんが冷める過程で発芽し食中毒を引き起こしてしまいました。

芽胞は乾燥や熱に強く、30分加熱しても死なない場合があるそうです。

予防法としては、米飯や麺類は室温に6時間以上放置しないこと、保存するときは

できるだけ早く10℃以下に急冷することだそうです。

※お弁当などは保冷剤を入れておく

食中毒のリスクを下げる冷蔵庫の使い方

何でも冷蔵庫に入れておけば大丈夫と思っていませんか?

冷蔵庫のメーカーにより異なりますが、ほとんど10℃以下に設定されています。

でも、あまり詰め込みすぎた冷蔵庫では冷気が流れてこず、温度が10℃以上に

なってしまうことがあるようなんです。

 

実際にある家庭の冷蔵庫を見てみるとかなり量の食品が詰め込まれていて、温度を測ると

13.2℃。

菌が増殖し始めるのは15℃以上なので、大丈夫と思いきや2時間の調理の間に冷蔵庫を

開け閉めした回数が46回、食材を探したりしまったりすることで一番長く冷蔵庫を

開けたままにしている時間は19秒もあり庫内の温度はなんと17℃まで上昇していました。

 

冷蔵庫に食品を入れたからといって食中毒の原因となる菌が死滅するわけでは

なく、増殖を抑えているだけなのです。

冷蔵庫の収納は7割くらいがベストで、きちんと整理整頓することで食中毒のリスクが

かなり減らすことができるそうです。

卵の保存もドアに卵ポケットがありますが、一番開け閉めする場所なので庫内の下段に

入れておくのが良いそうです。

まとめ

食中毒といってもいろいろな菌の種類があり、食材毎にしっかり対策をすることが

大切ですね。

熱を通せば大丈夫、加熱すれば大丈夫と思い込んでいたので勉強になりました。

調理中もできるだけ冷蔵庫を開け閉めする回数を減らしたり、開けたままにしないように

心がけたいですね。

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