いつのまにか口の中にできていた口内炎。

痛みで食事をしたり会話をするのもイヤになってしまいますよね。

2019年9月6日放送「チョイス@病気になったとき」では口内炎の正しい治療と対処法が

紹介されていました。

教えて下さったのは、自治医科大学歯科口腔外科講座教授の神部芳則先生です。

口内炎の正しい治療法と対処法

口内炎の原因は細菌が多いのですが、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、過労など

不規則な生活がもととなっているので、まず規則正しい生活をすることが大前提です。

それと普段から口の中を清潔にすることが大事なのだそうです。

ただ、口内炎が二週間以上続くような場合は医療機関の受診が必要なんだそうです。

 

40代のある一般女性の方は子供の頃から度々口内炎を発症し、多いときには一度に3~5個の

口内炎ができ痛みに悩まされたそうです。

毎回、自然治癒するまで痛みが我慢していたそうですが、頻度が高いので30年目にして

初めて病院で受診されたそうなんです。

この女性の病名は「再発性アフタ」で、一般的な口内炎を繰り返し生じる病気でした。

※口内炎の潰瘍のことを「アフタ」と言います

病院で粘膜の新陳代謝をスムーズにするビタミンB複合剤と炎症を抑えるステロイド入り

口腔用軟膏を処方してもらうと約2ヶ月ほど効果がでて、とても治りが早くなったそうです。

☆口腔用軟膏の正しい使い方

うがいをした後、米粒大の軟膏を綿棒で口内炎とその周辺に薄く塗ります。

指で塗る場合は手をしっかり洗って清潔にします。

口内炎が原因となる病気

二週間以上続くような口内炎は医療機関を受診するのがよいと神部先生はおっしゃって

いますが、実は別の病気である可能性もあるのです。

・ベーチェット病

・クロン病

・潰瘍性大腸炎

・HIV感染

これらの病気はどれも口内炎ができやすいので、二週間以上治らない、一度に多くできる

繰り返すということがあれば是非受診して下さい。

また、歌手の堀ちえみさんも初めは口内炎だと思っていたら「舌がん」だったということも

あったので早めの受診が大事ですね。

カンジダ性口内炎の治療法

健康な人の口の中にもいるカンジダ菌も抵抗力が弱ると増殖し口内炎を引き起こすことが

あるそうです。

カンジダ性口内炎になりやすい人(免疫力が低下している)

・高齢者、乳幼児

・ステロイド、抗菌薬、抗がん剤などを使用している人

・放射線治療を受けている人

・入れ歯が清潔でない人

カンジダ性口内炎の治療はアフタ口内炎の治療とは違うので注意です。

カンジダはカビの一種なので「抗菌薬」で治療するそうです。

90歳の一般老人女性が上唇をめくったあたりの皮がめくれ、痛みが続くので受診し、

その部分の細胞を培養検査したところカンジダ菌が多くあったそうで、抗菌薬(うがい薬)を

処方されました。

1ヶ月ほど続けて快方に向かっていたときに、処方された薬が無くなってしまい勝手に

市販のステロイド入り口腔用軟膏を購入し使用したところ再び口内炎が再発してしまったそうです。

実はステロイド入りの口腔用軟膏は炎症を抑えますが免疫力も抑えてしまうのだそうです。

そうなると再びカンジダ菌の増殖が始まり再発してしまったということなんですね。

アフタ口内炎とカンジダ性口内炎の見分け方

アフタ口内炎・・・・・白い小さな円形でまわりが赤い

カンジダ性口内炎・・・白いかすみたいな点々、舌の表面がところどころ赤くまだらになっている

自分で判断できないときは医療機関で受診される方が良いと思います。

まとめ

夜中にアルバイトから帰ってきてご飯を食べて、昼過ぎまで寝る生活を送っている息子は

よく口内炎になります。2~3日で痛みもひくようなのでいつも自然治癒ですが・・。

確かに不規則な生活を送っていると抵抗力や免疫力が落ちて口内炎を発症しやすいのかも

しれません。

ただ、たかが口内炎といっても大きな病気が隠れているかもしれないということなので、

繰り返したり、長引くようであればやはり受診することが大切なんですね。

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