いよいよ暖房を使う時期がやってきましたね。
以前は灯油ファンヒーターを使っていたのですが、灯油も値上がりし買いに行くのも
運ぶのも給油するのも大変なので、我が家では昨年からエアコンを使っています。
楽にはなりましたが、電気代は大幅アップしましたね。
2019年11月20日放送のゴゴスマでは「暖房時のエアコンの節約術」を紹介していました。
教えてくれたのは、家電ライター藤山哲人さんです。
藤山さんは「マツコの知らない世界」に最多出場した家電の達人です。
暖房運転時の簡単エアコン節約術
節約術1 エアコンの風向きを効果的に
暖かい空気は上昇するので下の方に冷たい空気がたまります。
そのため、効果的に部屋を暖めるにはエアコンの風向きを下向きに
することで、足下を暖かくすることができます
節約術2 扇風機やサーキュレーターを併用
エアコンと一緒に扇風機やサーキュレーターを使用します。
使い方はエアコンと対角線上に置き、羽根の角度はなるべく上向きにすることで
部屋全体の空気を循環させ、下に溜まっている冷気を上に上げることができます。
エアコンを下向きにしたことで、足元を暖めていた空気が部屋の上空に流れるので、
部屋全体を均一に暖めてくれるのだそうです。
節約術3 さらに保湿器を併用
加湿器も併用することで体感温度を2℃上げることができるそうです。
2℃上がるということは、エアコンの設定温度を2℃下げられるということに
なるのでそれだけ節約につながります。
6畳用で年間最大3000円くらいの節約になるそうです。
扇風機のそばに置くことで扇風機の風で部屋全体の湿度を均一に保つことができる
そうです。
節約術4 つけっぱなしがお得?こまめに切るのがお得?
自動運転機能があるエアコンは付けっぱなしの方がお得ですが、ペットを飼っている
お家は人間がいないと切れてしまう危険があるので要注意です。
自動運転機能がないエアコンの場合は30分ほどの外出ならつけっぱなしで良いですが、
特に気温が下がる夜間などに長時間外出するなら消した方が節約になるそうです。
エアコン使用前チェックで節約
POINT1 久しぶりに暖房をつける前に掃除
夏の間にたまった汚れやカビを掃除しないまま使用すると、フィルターの汚れで
稼働効率が下がり燃費ダウンするだけでなく、汚れたエアコンを使い続ける
ことで体調を崩す可能性もあるそうです。
まずは自力で、洗浄スプレーなどを使ってフィルター掃除をするだけで
電気代約7%の削減になるそうです。
※洗浄スプレーは無香料タイプがオススメ
フィルター自動おそうじ機能が付いている場合でも、ダストボックスがエアコンの
内部に設置されているタイプの場合はダストボックスを掃除する必要があります。
本格的に掃除したい場合はエアコン内部の掃除はかなり難易度の高い作業が必要に
なってきます。
故障の原因になるおそれもあるので、プロに頼むのが安心です。
業者に依頼した場合の価格・・・約1万円~(90分)
POINT2 室外機をチェック!
室外機が汚れていると、空気がうまく交換されなくなり燃費がダウンし、異音や
故障の原因にもなるそうです。
特に今年の夏は台風が多かったので、使う前にゴミや板が室外機にかぶっていないかを
チェックしてみて下さい。
さらに稼働効率をあげるためには、夏は室外機に日陰を作熱がこもらないようにしたと
思いますが、冬は日向に置くのが良いそうです。
室外機の周りに物を置かないことはもちろん、背面と壁の間に隙間をつくることで
燃費がアップするそうです。
POINT3 使う前に試運転してみる
これは節約にはあまり関係がないのですが、いざ暖房を使おうとしても暖かい風が出ないと
いうことがないようにチェックをしておくと安心です。
久しぶりにつけてみたら冷たい風しかでてこない!という場合は、「冷」と「暖」を
切り替える部品が、夏の間にサビている可能性があるそうです。
日中のあたたかい今のうちに試運転してみることをオススメします。
試運転の仕方
暖房スイッチをつけ10分間運転してみて問題なく暖かい風がでるようであれば試運転終了です。
暖かい風が出てこない場合は、エアコンを停止し5分間休憩させ、次に冷房スイッチをつけ
10分運転させます。そしてまたエアコンを停止させて5分間休憩させ、暖房スイッチを入れ
10分運転します。
暖かい風がでるまで4~5回繰り返し、それでも暖かい風がでないようなら部品の修理が
必要なのだそうです。
まとめ
屋外と部屋の温度差が夏よりも大きいので、暖房運転は冷房運転よりも電気代がかかります。
今回紹介した節約術なら実践できそうですよね。
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