この時期、紫外線や皮脂の分泌増加、エアコンによる乾燥などで髪がかなりのダメージを
受けています。
これからくる秋は最も抜け毛が増える時期なので、今のうちから正しい頭髪ケアを
するのが良いそうなんです。
2019年8月31日サタデープラスで「残暑の正しい頭髪ケア」の方法を紹介していました。
教えて下さるのは、毛髪診断士、国際毛髪皮膚科学研究所の本山典子先生です。
残暑の正しい頭髪ケアの方法
夏の頭髪ダメージを放置しておくと将来的に薄毛や脱毛に悩まされることに
なるかもしれないそうですよ。
シャンプー
この時期、寝ている間に汗をかいて朝シャンプーをする方も多いと思いますが、
実は、正しいシャンプーの仕方は1日1回、夜シャンプーをするのが良いそうなんです。
その理由は、寝る前に頭皮をきれいにしておくことが重要で、夜10時~深夜2時は
新陳代謝が活発になるゴールデンタイムで、ゴールデンタイムに髪も成長するので
毛穴が汚れていると美しい髪が育たないということなのです。
朝シヤンプーは頭皮を守る皮脂を洗い流してsまうので、紫外線ダメージが大きく
なってしまうそうです。
なんと、朝シャンプーをする男性の約80%が脱毛傾向になるという統計も出ている
そうですよ。
《正しいシャンプーの仕方》
シャンプーの前にしっかりブラッシングをします。
髪ではなく頭皮を指のはらで毛穴の汚れを押し出すイメージで洗います、
シャカシャカと引っ掻くように洗うとキューティクルが剥がれてしまうのでNGです。
シャンプーが1分ならすすぎは2分というくらいすすぎはしっかりします。
※シャンプー前にブラッシングをすると汚れが落ち血行改善にもなりシャンプーの
効果を最大に引き出せるそうです
トリートメント&リンス&コンディショナー
シャンプーの後、トリートメントやコンディショナー、またはリンスなど使いますが、
違いを知っていますか?
トリートメント ・・・髪の内部に浸透して補修や質感をコントロール
リンス ・・・髪の表面にツヤを与えたり、櫛通りを良くする
コンディショナー・・・リンスとコンディショナーの両方の機能をもつ
※メーカーによって定義が異なるので表示ラベルを確認して下さい
《トリートメントやコンディショナーの正しい使い方》
髪に使う前に手で温めると髪に浸透しやすくなります。
シャンプーと違って頭皮ではなく毛先につけ、ヌメリ感がなくなるまでしっかりすすぎます。
栄養成分が多いからといって大量につけるのも洗い残しの原因になったり、かゆみやフケの
原因にもなってしまいます。
ドライヤー
「暑いから」「髪が傷む」と自然乾燥にするのはNGなんだそうです。
その理由は濡れている髪は一時的に弱くなり、切れたり抜けたりしやすくなるそうで、
また頭皮に雑菌が繁殖して炎症やかゆみをおこすこともあるそうなんです。
短髪の方や、男性は油断しがちですが、男性はとくに皮脂が多いので強烈な臭いの
原因になってしまうこともあるそうですよ。
できるだけ早くドライヤーで乾かすことが重要です。
《正しいドライヤーのかけ方》
20㎝ほど離して使用します。
下から髪を持ち上げるようにして頭皮から乾かし、髪は上から下に
ドライヤーをかけ、最後に仕上げとして冷風モードをあてます。
冷風モードをあてることによって、キューティクルが引き締まって
とてもツヤがよくなりまとまりやすくなります。
気になる髪の悩み
ちょっと気になる疑問も解決できました。
一度生えた白髪はずっと白いまま?
ストレスなどが原因で生えた白髪の場合は、ストレスを取り除けば
メラニンの働きが回復し、再び黒髪にもどることもあるそうです。
白髪を抜くと増えるというのは本当?
これは事実ではなく、毛根はそれぞれ独立しているので隣にうつることは
ないそうですが、抜いてしまうこと自体が良くないことで毛根の細胞を傷つけ
変形した(うねった)毛が生える原因になってしまうそうです。
気になったら抜かずにはさみなどで根元からカットします。
まとめ
私は夜シャンプー派ですが、確かに汗をかいて朝起きたときは洗いたくなり
ますよね。
でも、まさか皮脂が紫外線ダメージを防いでくれているとは驚きでした。
洗った後、しっかりすすぐということも理由を知れば納得ですよね。
正しい方法をしっかり実践していきたいと思います。
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